<華安平原>中原随一の大平原である。「極東」の地と西の世界とを隔てる土と砂の大海原である。
かつて
煌は吾、凱の二大国を相手に、この地で幾度も戦を繰り広げた。華安を制する者は天下を制す、華安平原は、東の人々の血を吸い上げ、今もそこにあり続けている。
青秀「ひにくなもんっすねえ、楽禁殿。紅炎様と一緒に天下統一をかけて戦ったこの地で…今度は内戦とは…
運命ってやつぁ、一体どーなってるんすかねえ？」
楽禁「しみったれたことぬかすんじゃねえよ、この蛇ガキがよぉ…!」
本陣では白龍達が華安渓谷から華安平原に移動した事の報告が入る
愚策と思われる行動に戸惑うモブ軍師達
紅明は白龍が金属器の能力の為にあえて華安平原を選んだと推測する
モブ軍師「ベリアルにザガンか…敵は一体どんか術を使ってくるのやら…」
紅明「全貌はわかりません。が、別の意味で白龍が出てくるのは我々には好都合です。」
青秀「好都合っすか、紅明様！？」
紅明「青秀、我々の最終目的はなんですか？」
青秀「えーっと、洛昌を落とすこと？」
楽禁「おバカ。」
紅明「違います。あくまでも、白龍を討つことでふ。これは皇位を奪い合う戦争です。白龍さえ倒せれば洛昌に意味はないのです。
白龍が洛昌にいるのであれば、我々はそこまで攻め上がり、西征軍の圧倒的兵力をもって、洛昌を包囲し白龍を倒す。その手はずでした。しかし白龍がこの華安平原まで来ているのならば…」
青秀「華安平原が決戦の地だ！」
紅明「そうです。華安平原で白龍を討つ。それで戦争は終わります。
我々の目的は殺戮ではないのですから、速やかに大将首をとりましょう」
青秀「状況が変わってますます目的がはっきりしたってことですね～!」
紅明「では最終的な作戦を詰めます」
場面は変わり夜空を見上げ幼い頃の白瑛、白龍と過ごした時の事を思い出す紅明
紅明(白瑛殿、すみません。)
忠雲(ご主人様は俺のこと言えないな…)

翌日、多くの兵士が並んでいる華安平原の光景
第一軍 兵二十二万
鳴鳳「先鋒はあなた様以外におりますまい！」
第一軍 軍団長 将軍 練 紅覇

第二軍 兵二十万
夏黄文「くそっ、重要なポストに就けなかったっ！」
モブ兵士「しょうがないっすよ夏黄文さん！俺たち戦の経験すくないし！姫君も肩書きは立派でも、実権は古参の将軍たちのもとだそーですっ！」
夏黄文「そいつらの靴の裏をもっとなめておくべきだった！」
第二軍 軍団長 練 紅玉

第三軍 兵十一万
軍団長 楽禁

第四軍 兵 九万(全て迷宮生物の模様)
軍団長 李 青秀
青秀「俺まで出番回してくれよ、忠雲ちゃん！」

西軍本陣 兵十九万
西軍総大将
練 紅明
忠雲「青秀が先走らなけりゃいいんですけどね」
紅明「………」

煌帝国 東軍 (練 白龍陣営)

偵察部隊の魔道士「紅明様にお知らせせねば。一体…なんだこの敵の異様な軍団は….!？」
禍々しい細菌生物と洗脳兵士達が並んでいる光景
煌帝国 東軍 第一軍
第一軍 軍団長 李 青龍

煌帝国 東軍 第二軍
第二軍 軍団長 周 黒彪

上空に細菌生物を並べている白龍
女忍者改めナナウミ「戦じゃ戦じゃ～ワクワクするぅ～！あら陛下？」
魔法道具を取り出し声を拡声させる白龍
白龍「反乱軍全兵に告ぐ！我は練白龍、皇帝の名の下に汝らに命ずる！
練紅炎の首を差し出し、反乱軍は直ちに降伏せよ！さもなくば殲滅する！」

次号へ

アラビアンな冒険譚とは程遠くなってきた・・・
ホグワーツっぽくなったり三国志っぽくなったりほんと振れ幅でかいなこの漫画ｗ

ナナウミ＝七海
この忍者絶対ゼパられてんな

アラジンは心折れてるしアリババはハニワってるし
こいつらどうやって参戦するんだろう・・・

青秀死んだな

ナナウミ

何だこの露骨にシンドバッドの息がかかってそうな名前はｗ
偶然なのかな？

ナナウミw
チートぬかりなさすぎて恐れ入るわw

露骨すぎてブラフだろって気もするようなw
しかし進まんなー

兵士の数多すぎじゃね
ついでに最低9万人は改造してる事実に恐れ入ったわ
失敗含めて30万は軽く犠牲になっただろ

白龍の軍の数は書いてないし
補給基地にいた400人弱と左右将軍付きの兵士だけで9万人もいくわけないだろ

ナナウミは流石に吹くｗｗ

ナナウミとかもう名前がネタバレすぎる
せめてナナミとかさあ…！

殿下は直々の改造だから失敗少なそう　本人も技巧派やし

なにこの五丈原の戦い

そりゃ紅明は一応孔明モデルだろうしな
白龍に司馬懿がいないのは気の毒だがまあ本家とは比べるべくもないお粗末な戦になるんだろ