
キリバスから戻った翌日、千棘に誘われ初詣に行く事になった楽
羽姉と家を出て歩く
くしゃみする楽「…う~やっぱ日本は寒ぃな~」
羽「そりゃ南の島に比べたらね」
楽「千棘は先に着いてるんだっけ」
羽「そのハズだよ」
千棘「お~いダ~リ~ンこっちこっち~」
楽「おう千棘か おまたせ…」
そこには千棘だけではなく皆がいる
皆「明けまして!!おめでとうございま~す!!」
集「やっほ~楽~あけおめ~!」
鶇「遅いぞ一条楽」
小咲「おはよう一条君」
楽「な、な、な…なんで皆がここに…つーか春ちゃん達まで…」
春「私は…お姉ちゃんがどうしてもって言うんで…」
羽「私が声をかけたんだ どうせ行くなら一緒の方が楽しいでしょ?」
楽「それはいいけど…なんで毎回サプライズ…」
集「いや~ここに来るのも1年ぶりだねぇ~今日は巫女さんのバイトないの?」
楽「ねぇよ 去年の事はあんまり思い出したくねぇんだけど…」
風「去年は皆で初詣には行かなかったんですか?」
集「いやぁ~それがね?行くつもりで集まったんだけど… あれ?どうしたの誠士郎ちゃん、桐崎さんも怖い顔して…あっウソ冗談です!ちゃんと分かって…」
悲鳴を上げる集
楽「(…ん?初詣…?なんだ?思い出そうとすると頭が…)」
ここで万里花が居ない事に気付く楽
答える羽「マリカちゃんは今日来られないって 旅行の疲れが出たみたいで大事をとって休むって」
千棘「…珍しいわね あんたとの初詣になら熱があったって飛んできそうなもんなのに…」
真剣に心配する楽「…まぁ…な… …後で見舞いにでも行ってみっか」
ポーラ「さっさと行こうぜ~私あの屋台見たい~!」
鶇「ポーラあまり走るなー」
小咲「フフッ…皆で来ると楽しいね」
楽「…そうだな」
チラッと小咲の晴れ着姿を見る楽「(あ~やっぱりかわいいな小野寺は 何着ても絵になるっつーか…)」
どんな願い事をするか尋ねる小咲「さっき皆で話してたんだ ここってあの神主さんもいるし本当にお願いが叶っちゃうかもだから下手な事お願い出来ないねって」
楽「ああ…言われてみりゃ確かにな…全然考えてなかった 小野寺は何をお願いするんだ?」
顔を少し赤らめる小咲「え?…えーと内緒です」
楽「ええ~!?な…なんだよ~気になるじゃねぇかよ~」
小咲「フフ…もし叶ったら教えてあげるね」
2人を少し離れて見ている春
風「…気になるの?」
春「え!?べっ…べべべ別に何が!?私はただお姉ちゃんと先輩が仲良さそうで良かったな~と…」
風「ふ~ん…春はそれでいいの?」
春「うぐっ!?…あのね風ちゃん いつも言ってるけど私は別に先輩の事なんて…」
風「ふ~ん…それなら良いんだけど…神様にお願いしたらチャンスあるかもね?」
春「風ちゃん!?話聞いてる!?」
鶇に何をお願いするのか聞くポーラ
鶇「…無論私はお嬢の安全と幸せを…」
ポーラ「はぁ!?何をバカな事言ってんの!!こーゆう時ぐらい自分の事をお願いなさいよ きっとお嬢様もそう言うんじゃないの?」
鶇「うっ…いつになく鋭い事を」
ポーラ「そういう訳だからちゃんとお願いすんのよ?あのぼーやとキスさせて下さいって」
頬を染め驚く鶇「キッ…!!ハァアー!?」
行動あるのみと言うポーラ「既成事実さえ作ってしまえば後はどうとでも…」
鶇「ポ…ッ、ポーラァ~!!」
楽「そういえば宮本って初詣きてもよかったのか?その…今って喪中になるんじゃ…」
るり「問題ないわよ一条君」
ほおばりながら説明するるり
楽「…詳しいんだな宮本」
るり「とはいえ喪中に大騒ぎして楽しむのも非常識だけどね そもそも初詣で大騒ぎするのは非常識な事だけれど」
楽「…確かに まぁつっても宮本が大騒ぎしてる所なんて元々イメージできねーけど…」
その時、背後からナンパする集の声が聞こえる
集の頬を殴るるり
集「ギャ~!!ちょっとるりちゃん!!ま…まだ何もやってな…ほでゅあ~!!」
最近集への当たりが更にきつくなった気が…と思う楽
楽「(…あれ?…そういえば千棘の奴どこ行った?)」
千棘はベンチに1人座りため息をついている
そこに小咲がやってくる「…どうかしたの千棘ちゃん 何か考え事?皆先に行っちゃったよ?」
千棘「…小咲ちゃん…」
小咲「そういえばお願い事ってもう決めた?本当に叶うかもなんて言われたらかえって悩んじゃうよね」
千棘「…うんそうだね…ねぇ小咲ちゃん 小咲ちゃんは今好きな人と上手くいってる?」
驚き飛び上がってあたふたする小咲「ちっ…!千棘ちゃあん!そんなもういきなり…千棘ちゃあん!!」
千棘「うわぉ そんなに動揺しなくても それで…どう?あ、答えたくなかったらいいんだけど」
大丈夫と言う小咲「こんな事話せるの千棘ちゃんとるりちゃんだけだし そうだね…今は…ちょっとだけ…悪く…ないかな
最近きっかけがあってね 少しだけ…今までより近づけた気がしたの 具体的に何かが変わったわけじゃないんだけど 今は…少しだけ楽しいかな…
だから私、今年こそは告白できますようにってお願いするつもりなの 今日ホントは神様に決意表明をしに来たんだ」
千棘「すごい…!!ステキ…!!小咲ちゃん輝いてるよ…!!」
照れる小咲「い…いや…そんな事は全然…」
千棘「うう…いいな~ 私は最近親友だなんて言われちゃって… それ自体は嬉しいんだけど
でもそれって異性としては見られてるのかなって…私どう考えてもそいつに女の子扱いされてる気がしないのよね
このままなんの進展もないまま終わっちゃうんじゃないかと ハァ…」
小咲「…そうだったんだ …でもやっぱり悪い事じゃないんじゃない?親友なんて同性同士でもそうハッキリ言われる事なんてあんまりないと思う
少なくともその人にとって千棘ちゃんが大切な人なのは確かなんじゃないかな」
千棘「…そうかな…」
小咲「そうだよ…!少なくとも絶対嫌われてはないんだし千棘ちゃんが心配ならもっと女の子アピールしてみるといいかもだよ?
だって千棘ちゃんほど魅力的な女の子なんてそうはいないもん!絶対大丈夫だよ…!」
感動する千棘「小咲ちゃん…!!ありがとう!!なんか元気出てきた…!!」
小咲「良かった」
千棘「小咲ちゃんも上手くいくといいね 私だって小咲ちゃんほどステキな女の子は他に知らないもん!その人も本当は今頃待ってるかもしれないよ?」
小咲「うう…それはないと思うけどありがとうがんばる」
2人を見つけた楽がやってくる「お~いそろそろ参拝に行くってよ 行こうぜ~」
明るい表情で返事する2人「はーい」
いざ参拝へ
千棘「(弱気になってる場合じゃない 絶対振り向かせてみせるんだから…!今年はもっと積極的になろう…!そしてきっと…あいつと…!)」
小咲「(今年こそ想いを伝えます どうか勇気をお貸し下さい そして…どうか…)」
春「(お姉ちゃんと先輩が結ばれますように結ばれますように…てゆーかさっさといい加減結ばれますように でないと私が…その…アレなんで…!!)」
鶇「(キス…じゃない!!お嬢の安全とキスが…じゃなくて!!幸せなキスを…ってあーもう私は何を考えて…!!)」
風「(春が幸せになりますように)」
羽は楽の幸せから始まりみんなの名前をどんどん思い浮かべていく
本気の形相のポーラ「(おっぱいが!!大きくなりますように!!おっぱいが!!)」
るりは平穏無事を
集「(空からかわいい女の子が落ちてきますよう…)」
ここまで願った所で察知したるりにやられる
一同「(…そして…今年も良い年でありますように…)」
参拝も終わり自由行動することに
楽と集はトイレに行く
小咲「それにしても寒いね~あったかい飲み物でもあればいいんだけど」
ポーラ「あ、それなら向こうで無料で配ってたわよ」
それは甘酒…
酒って書いてるけどお酒じゃないから飲んでいいらしいということで皆で飲む
ゴゴゴゴゴゴゴ…
この煽り文最近見た気がするんだけど編集はボキャブラリーがないのか?
マリー回はあれで終了でまた引き伸ばしゴミ回が続くのね
わかってたけどいよいよもうダメだなこの作家
ギャグ回は同じようなパターンを反復すれば面白いと思ってるの?
また巫力無効化?
マリーにのばされていたから覚えてないかと思ってたよ
間違ってはいないだろ
鍵持ちヒロインは大体整理つけたし
羽は姉という存在でケリがついてるし 、その関係性を整理する前段階だった
2525: 名無しさんのオススメ記事 2014/00/00(水) 18:18:18.18






コメント
コメント一覧 (8)
飛び飛びで読んでた事踏まえても同じような展開でどれがどの時期の出来事なんかよう分からんで、すまんな
ウィスキーボンボンで楽を逆●●プ(?)したとき?
でキャッキャし終わってからマリーの容態急変シリアス(ただし死なない)やるんやろ
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