失恋ショコラティエ　ネタバレ　36話

酔いつぶれたえれなを送る関谷。

えれな
「カノジョは？女友達はいないのー？」

関谷
「いないっすねー。たまにのみに行く人がいますけど・・・
向こうから連絡くれば行くって感じで・・・トモダチってか知り合い？」

えれな
「でもそーいうひとは大事にしたほうがいいよー。
どんな関係でも男女だしさー。
いい形を保とうって努力しないと壊れちゃうしさ・・・。
壊れちゃってから色々後悔するんだよ。

ああすればよかったとか、こうしなかったらいけなかったとか。
なんでこんな後になってからしか考えつけないんだろうって・・・。」

関谷
「後から名案を思いつくのはしょうがないっすよ。
俺も仕事でそんなんばっかすよ。」

えれな
「そっかー。私リクちゃんに言われてどうして私怒ったり戦ったりしなかったんだろうって思うことがあって・・・。
全然へーきじゃなかったよ、今も悲しいしでも我慢してたのかなあ・・・？」

「やり直せるなら戦いたい・・・。
上手くいかなくても成功しなくてもいいから戦いたいよ・・・。
関谷くんいいこというねえ」

「・・・」

「んー違うな、やっぱ。
あ、そこ！そこでとめてください！」

タクシーから降りて帰るえれな。


■薫子とサエコ

薫子
「サエコさんなら・・・知ってるんでしょ？
どんな男にもウケル最強の女子はなんなのか！？」

サエコ
「んー近くに住んでる子！
最寄り駅一緒とか地元一緒とか食いつきすごいですよ！」

薫子
「(あたしがききたかったことと微妙に違うけど汗)」

薫子
「旦那さんとはその後どうなの？大事になってない？」

サエコ
「あの人プライド高いから、家出されたとか絶対人に知られたくない人ですもん。
薫子さんの方はー？関谷君とは？」

薫子
「あーもう別に。向こうから連絡とはもちろんないし。あたしからもしないから。
あたしはきっと自分をすごく好きになってくれた人か、自分がすごく好きになった人にしか興味持てないし、特別な存在には感じられないんじゃないかなあ」

サエコ
「それはそうだと思う！でも心は変化しますよ？
薫子さんが好きだった人は出会った瞬間からビビッときてました？」

薫子
「そんなことはない・・・。
でも今はやっぱり特別な存在の人だなって思う。
他の誰とも違う存在感があたしの中にある。
でもいつかそんな風に感じることもなくなるのかな、好きになってくれない人だから。」

サエコ
「そうですね、いつかたぶん」

薫子
「そっちの方がさびしいな、片思いより。」


■お店

「オリヴィエくん面白い食べ方するねー！」

オリヴィエ
「フランス人は皆やるよ♪」

「今度ウチでもやってみよー♪
つっこまれたらフランス流だよーって言ってみる♪」

閉店後

爽太
「サエコさんココを出て一緒に暮らそう。
この先オレとのこと真剣に考えて欲しい」

サエコ
「爽太くん・・・」

※爽太の妄想だった。

爽太
「セリフ思い浮かばねー俺の妄想力もここまでか・・・。
どんなリアクション返ってくるのか想像できねーや。
でも確かなことは上手くいけばコレからずっと一緒にいられるけど、本気で茨の道。
上手くいかなければきっとサエコさんは出て行く。こんな夢みたいな毎日は終わるんだ。
明日言うんだ、明日言う、言う、言うぞ。」

サエコ、二階から降りてくる

サエコ
「爽太クン帰るの？」

爽太
「あ、うん。サエコさん飲むかなと思ってカモミールティー入れたんだけど。」

サエコ
「ありがとう、なんかあったかいの飲みたいなって思ってたんだ」

爽太、サエコに抱きつく。

サエコ
「爽太くんはいつもあたしのほしいものをちゃんとくれる・・・」

爽太
「サービス業の人間だからね。
(サエコさんこそいつも俺のほしいものをくれてるよ。ギブアンドテイクだね。
明日大事な話があるから)
明日・・・」

サエコ
「明日・・・なに？」

爽太
「うん・・・また明日・・・」

サエコ
「・・・・うん」

爽太
「じゃあ帰るね、おやすみー(明日はなそう、明日大事な話を)」

帰ろうとする爽太にサエコが抱きつく。
そしてキス。

爽太
「・・・おやすみ」

サエコ
「・・・おやすみなさい」

爽太
(コレが最後だって思ったらあれ以上できなかった。
明日言うんだ、ココを出て一緒に暮らそう。

サエコさんはなんていうんだろう

断られたら俺はなんて思うんだろう

いいよって言われたら俺は？

熱いようで冷めてる

冷めてるようで熱い

だから一瞬しか触れられない

やけどするのは怖いし

ホントは熱くなかったらどうしようって思うのも怖いんだよ)

失恋ショコラティエ37話へ続く！

>>45
自分も家に帰って試した時に突っ込むのは誰なの？って思った。
旦那のところに帰る想定の話だから、オリヴィエも変な顔して見送ってた。
ソータが何か言おうと思ったタイミングで出てくのはあるかも。