ワールドトリガー ネタバレ 138話
『玉狛第二⑨』

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煽り
「遊真を狙うは隊長・香取！！」

香取が遊真に向かって行く
トリガーを起動する遊真、香取

遊誠がグラスホッパーを起動し
その場から移動する

香取
「！！」

香取、遊真が移動しながら
互いに攻撃し合う

桜子
「香取隊長開始早々に
　空閑隊員を強襲！

　これはいきなりの
　エース対決になるか！？」

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三浦
「葉子ちゃん！」

若村
「あのバカ！一人で突撃しやがった！」

染井
「二人ともすぐ援護に向かって」

三浦＆若村
「了解！」

桜子
「若村・三浦、両隊員は
　隊長の援護に向かう！

　…が転送位置が香取隊に
　やや不利か！」

香取と遊真の近くには修、千佳、
そして柿崎隊の照屋がいる



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遊真が攻撃してくる
香取がそれを防ぎながら
遊真に射撃を浴びせる

だが遊真はシールドで
射撃をガードする



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照屋が2人の戦いを視認する
通信を入れる照屋

照屋
「隊長、香取さんと空閑くんを
　確認しました

　バッグワームで奇襲すれば
　どっちかは落とせるかも

　仕掛けますか？」

柿崎
「いや、攻撃するのは
　３人揃ってからだ

　敵のエースが削り合うのは
　ラッキーな展開だ

　敵の戦力が削れたとこを
　うちは万全の体勢で叩く

　いいな？」

照屋＆巴
「了解！」

桜子
「柿崎隊はそのまま合流の動き
　玉狛はどうだ？
　狙撃手が高台をとりましたね」

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建物の屋上でライトニングを構える千佳



千佳
「狙撃ポイントにつきました！」

修
「よし、敵の位置確認を忘れるな！
　宇佐見先輩
　千佳のサポートお願いします！」

宇佐美
「まかせて！」

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桜子
「雨取隊員がいい位置をとった！
　ここから味方を援護する構え！
　三雲隊長は動かない…？」

出水
「空閑が香取ちゃんを
　連れてくるのを待ってるな」

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修
「アステロイド！」

修が死角から香取に攻撃する
香取がシールドで防御する



香取
「チッ、ヒョロヒョロ弾が…！」

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レーダーを見ている染井

染井
「三雲確認、葉子が挟まれるわ
　近いほうからカバーして
　狙撃手が狙ってるはずだから警戒」

若村＆三浦
「了解！カメレオン起動（オン）！」

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宇佐美の見てるレーダー上には
修に近づく2つの未確認トリオン

宇佐美
「2人来るよ、修くん
　香取隊ならカメレオン使ってるかも
　レーザー見て対処してね」

修
「了解、準備は万端です」

アステロイドを構えている修

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遊真と交戦中の香取に
修がアステロイドを放っていく

シールドで防ぐ香取だが…

香取
（鬱陶しい…！）

グラスホッパーを起動する香取
そのまま修に向かって行く

香取
「落とすのは…弱い奴から！」



遊真
「！」

修
「…！」

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三浦
「ろっくん！
　葉子ちゃんも三雲くん狙いだ！」

若村
「了解！」

桜子
「香取隊、目標（ターゲット）を
　三雲隊長に定めた！」

香取隊の3人が修に近づいていく

桜子
「ROUND４でも真っ先に狙われて
　ダウンした三雲隊長
　この攻撃をどう凌ぐ！？」

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香取が修の近くまで来る

だがその時、仕掛けられていた
ワイヤーに香取が引っかる

そのままバランスを崩す香取



香取
「！？」

若村
「！？」

三浦
「葉子ちゃん！？」

地面に落ちる香取

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そこを狙っていた千佳が
地面に落ちた香取に弾を放つ

だが直後、三浦が到着し
シールドで弾を防ごうとする

だが弾はシールドを貫通し
三浦の左腕がロックされる



三浦
「！？これは…」

桜子
「【鉛弾(レッドバレット）】！？」

修がアステロイドを放ってくる
到着した若村が香取の前に出て
攻撃をシールドで防いでいく

若村
「この野郎！」

香取
「…そっちじゃない！
　小さい方が来る！」

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上方から遊真が向かってくる
若村が遊真に銃を向ける

空中に張り巡らされた
ワイヤーを掴む遊真

そのまま地面に降り立ちながら
トリッキーな動きで
若村の右肩を切り裂く



若村
「ぐっ…！！」

若村
（何だ…この動き…！）

香取が遊真に向け射撃する
それを回避して跳躍する遊真
遊真が修の横に降り立つ

遊真
「ちょっと外れた
　（若村への攻撃）」

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香取
「場所変えるわよ
　ワイヤーだらけだわ」

三浦
「でも腕が…」

ロックされた三浦の腕を
斬りおとす香取

三浦
「わお（汗」

香取
「狙撃手（スナイパー）も狙ってる
　この場所は不利よ」

若村
「何を偉そうに…！
　そもそもてめーが一人で
　突っ込むからこんな…」

香取
「責めないでよ
　やる気無くなるでしょ！」

染井
「…」

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桜子
「玉狛第二の新技が
　早くも飛び出しました！

　三雲隊長のワイヤートリガー
　【スパイダー】と
　空閑隊員の高速機動の併せ技！

　そして雨取隊員のライトニング＋
　【鉛弾（レッドバレット）】

　香取隊は開始早々に
　手痛い傷を負った」

出水
「なるほどなー

　スパイダーは味方にだけ
　見やすくできる
　敵にとっては【障害】

　空閑にとっては【盾】であり
　【足場】になるわけだ

　空閑の身軽さと
　グラスホッパーに合わせたら
　ヤバい機動力になりそうだな」



時枝
「雨取隊員のライトニング＋鉛弾も
　面白いですね

　集中シールドでも防げない事に加えて
　射撃の瞬間はバッグワームが

　使えなくなることを差し引いても
　前の【大砲】より人目を引きにくい

　とはいえ莫大なトリオンがないと
　この組み合わせは成立しない

　他の人には真似できない芸当ですね」

桜子
「ROUND4からわずか数日！

　玉狛第二が新技を
　ひっさげて帰ってきた！

　敗戦が部隊（チーム）に
　進化をもたらしたのか！

　対する２部隊はどう戦う！？」

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動きだす柿崎隊の３人

柿崎
「さあ、行くぞ」



煽り
「新コンビネーション、炸裂！
　玉狛第ニの躍進が始まる！！」

ワールドトリガー ネタバレ 139話へ続く