ブリーチ ネタバレ 670話
『The perfect crimson』

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剣八がジェラルドを真っ二つにする
その場に倒れるジェラルド

剣八
「…」

日番谷
「更…」

近づこうとする日番谷
だが白哉がそれを止める

日番谷
「…やっぱり…近づかない方が
　いいと思うか…」

白哉
「…どう見ても平時に増して
　意思の疎通の図れぬ顏だ」

その時、剣八が何かを感じ取る
剣八が高く跳躍する

日番谷
「！何だ！？」

剣八
「オォオオオオオオオオオォオ！！」

突然、咆哮をあげる剣八

その時、日番谷達の背後には
真っ二つになったジェラルドが…

日番谷＆白哉
「！！」

白哉
「…な…」

日番谷
「何だとッ！？」

ジェラルドの身体がくっつき、
全身に紋様が浮き上がり
変身したような姿になる



ジェラルドの剣の切っ先に
小さな光の矢を作る

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次の瞬間、切っ先から
その光の矢を地面に飛ばす

日番谷
「！しまった…！」

光の矢により一瞬で
霊王宮が地面ごと割れて
瀞霊廷に落ち始める

日番谷が霊王宮の地面を凍らせて
瀞霊廷に落下するのを食いとめる

日番谷
「はっ…何とか…
　落下は防げたか…はっ…」

日番谷の背後の華が散っていく

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ジェラルド
「我、【神の権能（アシュトニグ)】
　高潔なる神の戦士

　死して尚、神の為に
　剣を振るう者なり！」

ジェラルドが斬撃を放ってくる
吹っ飛ばされる日番谷

更にジェラルドが剣八に
剣を振るおうとする

剣八も自身の武器を構え
ジェラルドに攻撃しようとする

だが次の瞬間、剣八の右腕が
突然、吹っ飛んでしまう



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やちるが剣八の肩に現れる
ちぎれた腕を見るやちる

やちる
「あ、ごめん剣ちゃん

　剣ちゃんの力、
　解放しすぎちゃった

　剣ちゃんの体の方が
　耐えらんなかったみたい」

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地面に倒れる剣八

更にジェラルドが剣八に
強烈に剣を振り下ろす

地面に埋め込まれ動かない剣八



日番谷
「…ざ…更木…ッ」

日番谷に気付くジェラルド

ジェラルド
「まだ息があるかッ」

ジェラルドが剣を振り
日番谷のいる建物を破壊する

吹っ飛ばされる日番谷は
氷を背後に纏って威力を殺す

白哉の近くに降り立つ日番谷

日番谷
「はっ…く…朽木…」

日番谷の背後の華が
また一つ散っていく

白哉
「卍解を解け、日番谷隊長
　…兄は限界だ」

日番谷
「はっ…はっ…いや…まだだ…」

白哉
「…日番谷隊長」

氷の華が更に割れて、
最後の一つになる

日番谷
「…氷の華が散り尽くしたら
　終わりだなんて…
　言った憶えは無ぇぞ

　氷の華が散り尽くして漸く
　大紅蓮氷輪丸は完成する」

全ての華が割れた瞬間、
日番谷が大人になる



煽り
「時は満ち…大輪の花となる」

ブリーチ ネタバレ 671話へ続く