マギ ネタバレ 309話

両腕に雷を纏ったユナン

ユナン
「【ラムズ】(雷魔法)」

ユナンが雷弾をアルバに放つ

アルバ
「【ボルグ】」

アルバが腕にボルグを纏い
雷弾を弾いていく

更に連発で雷弾を放つユナン
アルバが弾いたり躱したりする

アルバ
「まばゆい青い雷…
　ユナン、あなたには似合わないわ！」

ユナン
「そうだよ、これは僕の技じゃない
　シンドバッドの真似事だから！！
　【雷光剣】！」

ユナンが弾かれた雷弾を起点に
特大の雷をアルバに放つ

アルバのボルグが破壊され
雷がアルバに直撃する

アルバ
「シンドバッド様ぁぁ～ッッ！！」



ユナン
「ハァ…ハァ…ごめん…アルバ

　君がアルマトランの
　因果にシンドバッドを
　引きずり込もうというのなら

　僕には止める責任が
　あったんだ…」

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だがその時、雷の中に人影を見る

ユナン
「えっ…？」

それは身体中の皮膚を焼かれながらも
雷を掴んでいるアルバの姿



ユナン
「バカな…
　すでに防御魔法も…」

アルバ
「私も真似しちゃおうかな
　バララ～ク～サイカっ！」

アルバが掴んだ雷を
ユナンの方に投げる
雷を回避するユナン

だが直後、アルバが迫り
ユナンに押しかかってくる

ユナンがアルバに左拳を放つ
それを避けるアルバ

アルバがボルグで纏った左腕で
ユナンの左肩を貫く

アルバの体を掴むユナン

アルバ
「！！」

アルバの腹部を右腕で
貫通させるユナン

ユナン
「僕のありったけの魔力を！」

アルバの体に魔力を注ぎ込み、
アルバを爆発させるユナン



ユナン
「ハァ…ハァ…やった…
　アルマトランの魔女を倒したんだ…

　これで…アラジンもシンドバッドも
　皆…過去の因縁に囚われずに生きられ…

　…あれっ？」

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アルバの吹っ飛んだ右手首、
それが急に動き出す

ユナン
「…！！」

アルバの右手首が手を振ると
爆発した肉片が集まっていく

そして全ての肉塊が集まり再生、
復活したアルバがユナンを見下ろす
（服装もアルマトラン時代のものへ）



アルバ
「こんな傷は、すぐに治せるさ！」

ニコッと笑いながら言うアルバ
苦い表情をするユナン

ユナン
（こいつは…人間じゃない！
　千年の執念で…不死身の化物に…！）

ユナンの体を掴むアルバ

アルバ
「このまま君を殺しても
　マギのルフは聖宮へ還るだけだ

　もう出来ないように…
　堕転させてあげよう！

　精神魔法でルフを黒く染め上げ
　アルサーメンのマギとして
　使ってあげるよ！

　かつてのジュダルのようにね」


アルバがユナンの顔に手をやり
ユナンのルフを黒く染め始める

ユナン
「うわああああああああ！！」

更にルフを黒く染めていくアルバ
次第にユナンが動かなくなる

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だがその時、空間から
白いルフを纏った男が現れる
手を伸ばしてくる男

アルバ
「…ソロモン？」

男がアルバの肩に触れる
そしてユナンから突き放す

アルバ
「違うのね…」

現れたのはアラジン、モルジアナ、白龍
（既にユナンを助けているモルジアナ）



ユナン
「あ…アラジン…！？」

アラジン
「後は任せて、ユナンお兄さん！」

アラジン達に構えるアルバが笑う

マギ ネタバレ 310話へ続く