ブリーチ ネタバレ 678話
『The future black』

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煽り
「挫折、敗北、蹉跌、その全てを…」

一護
「【絶望】が何だって…？
　よく知ってるぜ…」

背景には乗り越えて来た一護の姿
虚に殺された一護母の姿

一護
「今まで何度もしてきたし…
　今まで何度も…
　乗り越えてきたんだからな！！」

一護が跳躍し斬月を振り上げる
一護の霊圧が噴き出していく

一護
「卍解【天鎖斬月】！！」

だが次の瞬間、斬月の切っ先が消える

目を見開く一護

一護
（天鎖斬月が折れてる…！？）

一護が下のユーハバッハを見る

腕を伸ばしているユーハバッハ
その手には一護の折れた斬月の切っ先



地面に折れた斬月が落ちる

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空中で固まっている一護

一護
（何だ…何が起きてる！？
　折られたのか？

　いや、あいつの霊圧は感じなかった
　あいつはあそこから動いてない筈だ！！）

ユーハバッハ
「そう恐い顏をするな、一護

　敬意を表したのだ お前の力に
　新たな【天鎖斬月】

　【恐るべき卍解】だ
　そう判断したから

　【未来で折っておいたのだ】」

目を見開く一護

ユーハバッハ
「何を言っているか解らぬか

　だが理解に時間を割く暇など
　無いぞ一護

　【油断はせぬ】と言ったろう」

ユーハバッハが腕を前に出す
既に一護の角が手にはあった

一護の角がいつの間にか
ユーハバッハに奪われていた



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角を一護に投げるユーハバッハ
それを刀で弾く一護だったが

いつの間にかユーハバッハが
一護の背後にいた

地面に吹っ飛ばされた一護が
すぐに勢い良く上空に跳躍する

だが既に一護の横にいるユーハバッハ

一護がユーハバッハの攻撃により
左脇腹を斬られる

そのまま建物の壁に叩きつけられる一護
ユーハバッハが一護に迫る

ユーハバッハが刀を振り下ろす
だがギリギリで三天結盾でガードする

一護
「井上！！」

そう叫んだ瞬間、一護の胸部が斬られ
血が噴き出してしまう



一護
「…！」

織姫
「なんで…防いだのに…！」

地面に落下する一護

ユーハバッハ
「…疑問は無かったのか？
　【ただ未来が視えるだけで】

　お前が足を踏み下ろす全ての場所に
　寸分違わず罠を仕掛けられる事に」

地面に倒れながら
ユーハバッハを見る一護

ユーハバッハ
「既に頭を過ってるだろう
　それが正解だ

　【未来は変えられる】
　お前はそう言ったな

　【全知全能（ジ・オールマイティ】は
　【未来を視る】力では無い

　【未来を改変する】力だ」

　さあ、絶望してくれるなよ 一護」



目を見開く一護

煽り
「圧倒的実力差！！」

ブリーチ ネタバレ 679話へ続く