マギ ネタバレ 311話
アルバ
「もう剣術(プライド)は捨てるわ」

アルバが背後に3つの八芳星を出現させる

白龍＆モルジアナ
「！？」

アルバが八芳星の1つを発動させる

アルバ
「傀儡子操葬(アラ・ラケーサ)！」

モルジアナと白龍の身体が
急に動かなくなる

白龍＆モルジアナ
「う！？身体が…！？」

更に他の2つの八芳星を発動させる

アルバ
「焼夷閃光(フラージョ・アジョーラ)！
　降り注ぐ雷槍(ラムズ・アルサーロス)！」

イスナーン達の技を白龍達に放つアルバ

白龍
「くっ！」

白龍がザガンの植物を
自身とモルジアナに絡ませる

ザガンの植物に引っ張られて
何とか魔法を回避する2人

アルバの魔法は地面に直撃し
地面を大きくえぐってしまう

白龍
「確かに凄まじい魔導士だ、
　あの女は…！」



--------------------------------------

アラジンの方を見るモルジアナ

モルジアナ
「アラジン、私と白龍さんでは
　アルバを倒せません」

ユナン
「！」

アラジン
「ん」

白龍
「あの異常な回復力…
　アラジン殿が考えていた通り、
　アルバの本体は別の場所にあるようだ

　それゆえに死なないと
　分かってはいても、
　姉上の体を傷つけるのは…

　だからあなたがなんとか
　してくださいよ」

アラジン
「わかったよ。さぁいくか」

アラジンがスタスタと歩き出す
ユナンの側に降りる白龍、モルジアナ

白龍
「ユナンさんの堕転の呪いは
　止まっていますね

　動かないで、ザガンでは
　応急処置をしただけです」

ユナン
「でも…アラジンは勝てるのか…？
　死なない相手を倒す方法なんて
　僕には思いつかない」

モルジアナ
「勝てます。それでもアラジンなら
　なんとかしてくれます」

--------------------------------------

アルバと対峙するアラジン



アラジン
「こんにちは、アルバさん」

アルバ
「うん、アラジン」

アラジン
「お願いを聞いてくれないかな？」

アルバ
「大きくなったね」

アラジン
「白瑛さんの体を返して、
　シンドバッドおじさんにも

　ちょっかいを出さないで
　欲しいんだ」

アルバ
「君の顔って好きじゃないな
　だって、あの2人に
　そっくりなんだもの」

アラジン
「僕はアルバさんの顔が好きだよ

　ウーゴくんや僕のお父さんや
　お母さんたちの隣で

　ニコニコ笑ってた頃の笑顔がね」

アルバ
「…【ソロモンの知恵】をちょうだい」

アラジン
「それはできない」

--------------------------------------

その言葉を聞いたアルバが宙に浮く

アルバ
「我らが父よ…今こそ力を…！」

アルバの上空に魔法陣が出来る
更に魔法陣から複数の黒い空間が出現

黒い空間の中からおびただしい数の
アルサーメンの魔導士が現れる
（全員顔に布をしている）



白龍
「何！？【銀行屋】！？
　他にもたくさん…！！」

ユナン
「一人一人が並の魔導士じゃない…
　これがアルサーメンというわけか…」

顔を下に向けているアラジン

アラジン
「みんな…会いたかったよ
　でも人形、人形…
　…もう人形なんだね」

ニッと笑うアルバ

--------------------------------------

アルサーメンが極大魔法を作り始める

アルサーメン
「極大魔法！！アモン！
　熱魔法(ハルハール)！！
　熱魔法(ハルハール)！！
　熱魔法(ハルハール)！！」

アルバ
「金属器もジンも
　元々アルマトランのもの！！

　神杖の極大魔法程度なら、
　アルサーメンの魔法を束ねれば
　この通りさ！」

アモンの極大魔法を
生み出すアルサーメン達

ユナン
「そんな！
　あれはアモンの極大魔法！！？」

アルサーメン
「風魔法(アスファル)
　風魔法(アスファル)
　風魔法(アスファル)

　轟風施(パイル・アルハザード)

　熱魔法(ハルハール)
　熱魔法(ハルハール)
　熱魔法(ハルハール)
　熱魔法(ハルハール)
　熱魔法(ハルハール)

　白内煉獄竜翔(アシュトル・インケラード)」

アルバ
「雷光滅剣(バララーク・インケラード・サイカ)！！」

上空に4つの極大魔法陣が現れる



ユナン
「4つの極大魔法を！！」

アルバ
「アラジン！！

　君という存在そのものが
　ソロモンの傲慢の象徴だ

　消えてなくなれ！！！」

ユナン
「こんなもの、どんな防御魔法でも
　防げないぞ！アラジン！」

アルバが4つの極大魔法を
アラジンに撃ち出す

だが直後、極大魔法の軌道を曲げて
別方向へ逸らしてしまうアラジン

アルバ
「！！」



空間をぐにゃりと曲げた様子のアラジン

アラジン
「力魔法(ゾルフ)！」

人差し指を立てるアラジン



煽り
「これが【進化】したアラジンの力…！
　次号、【アルサーメン】と総力戦！」

マギ ネタバレ 312話へ続く