七つの大罪 ネタバレ 184話
『超激突！！』

表紙
「少し離れた所の残飯に走るホーク
　だが直前でぶつかってしまう
　それはメリオダスの描いた絵だった」

煽り
「残飯めがけてまっしぐら！！
　おバカな子豚は向こう見ず？」

--------------------------------------

ゼルドリスとフラウドリンの前に
大勢の聖騎士の姿
だが恐れをなして逃げる聖騎士達

聖騎士達
「ダメだ！！とても手に負えない！！
　一旦全員体勢を立て直すん…だ…」

その時、急に聖騎士達が動きを止め、
ゆっくりとゼルドリスの方に引き返す

聖騎士達
「…我らは…今より魔神王…の…下僕
　ゼル…ドリス様…
　ゼルドリス様…の…下僕…」

フラウドリン
「恐るべきは【敬神】の
　ゼルドリス…だな

　お前に背を向ける者を魔神王、
　ひいては代理たるお前への

　【背信】とみなし強制的に
　服従させる…」



ゼルドリス
「情けないぞフラウドリン
　人間ごときの国一つ堕とすのに
　どれだけ手間取っている？」

フラウドリン
「責めないでくれ
　その人間ごときの中に
　とんでもない…」

その時、ゾクッと感じる2人

ゼルドリス＆フラウドリン
「！？」

フラウドリン
「なんだ…この…
　尋常ならざる気配は…」

ゼルドリス
「城の方からだ」

--------------------------------------

【エスカノールサイド】

エスカノールとエスタロッサが
近距離で睨み合う

ハウザー
「あの人…なんで1人だけ
　動けんだよ！？」

ギルサンダー
「七つの大罪、最強の男…！！」

デリエリ
「化け物…」

モンスピート
「あれは本当に人間なのかねぇ」

エスタロッサ
「おお！…分かった
　メラがほざいてたガランを
　倒した人間ってのはお前だろ？」

エスカノール
「私に憎しみを抱いては
　いけませんよ…？

　あなたが己の戒禁にかかっては
　せっかくの戦いが楽しめない」

ニッと笑うエスタロッサ

エスタロッサ
「…お前、案外いい奴だなぁ」

微笑み返すエスカノール

エスカノール
「当然です」

--------------------------------------

次の瞬間、エスカノールの顎に
右アッパーを食らわすエスタロッサ

更に軽く跳躍したエスタロッサが
エスカノールを左腕で殴ってくる



崖を破壊しながら地面へと
叩き付けられるエスカノール

エスタロッサが崖下に素早く降り
更にエスカノールを上に蹴りあげる

先程の一同がいる場所まで
叩きつけられるエスカノール

ギルサンダー
「あの人でも相手にならないのか！？」

バン
「…（汗」

尻をついているエスカノールの元に
歩み寄って行くエスタロッサ

その時、エスタロッサが
右側に太陽を感じる



エスタロッサ
「！！」

直後、エスタロッサの右側から
エスカノールの左拳が飛んでくる
両腕でガードするエスタロッサ



エスタロッサ
「惜しい」

だが急にグラッっと来て
膝をつくエスタロッサ

エスタロッサ
「！？」

エスカノール
「おやおや…金貨でも
　落ちていましたか？」

デリエリ
「エスタロッサが…膝をついた…」

バン
「…ったくヒヤヒヤ
　させんじゃねーよ♬（汗」

空中からそれを見ている
ゼルドリス、フラウドリン

ゼルドリス
「ガードの上から一撃を
　もらったでけで…？
　ありえん！！」

驚いているフラウドリン

--------------------------------------

エスタロッサがヨロけながら
立ち上がってくる

エスタロッサ
「クックッ」

笑いながらエスタロッサが
体内から剣を取り出す

エスタロッサ
「やっぱ外界(シャバ)はいいなぁ…
　この手応えを待ってたぜ
　お前となら本気で遊べるなぁ…！！」

エスカノール
「おこがましい」

エスカノールが神斧リッタを
エスタロッサに振り下ろす

だが次の瞬間、振り下ろした攻撃が
エスカノール自身に跳ね返ってくる
右肩から血が噴き出るエスカノール



スレイダー
「な！？こ…攻撃を仕掛けたはずの
　エスカノールが逆に一撃を…！？
　何が起きたの！？」

エスカノール
「…？」

攻撃を受けたのが解せないエスカノール

ギルサンダー
「まさか…あれはメリオダスの！？
　いや何かが違う…？」

バン
「今のは魔力抜きの純粋な力だった…
　つまりあれは…」

エスタロッサ
「少しは驚いたか…？【
　全反撃（フルカウンター）】

　オレに向けたあらゆる物理攻撃を
　倍以上に跳ね返す！！」

エスカノール
「なるほど…
　道理で痛みを感じたわけか
　さすがはこの私だ」

エスタロッサ
「ハッハッ！！
　どこまで傲慢で面白え奴だんよ！！

　殺す前に覚えておいてやるよ
　お前の名は？」

エスカノール
「…エスカノール
　死ぬ前に覚えておきなさい」

--------------------------------------

サイモン
「こ…この勝負…
　どうなっちまうんだ！？」

スレイダー
「どのみち、ただじゃ
　済みそうにないわね」

--------------------------------------

エスカノールの熱が上がる
足元の地面が少し溶けて
グツグツといい始める

エスカノール
「さて…では本気のあなたに敬意を表し
　私も本気を出してあげますが…
　まず、まともに死ねませんよ？」

エスカノールがの頭上に
小さな太陽が浮かぶ



煽り
「【全反撃（フルカウンター）】に抗う
　強大な魔力！！

　底知れぬ【太陽（サンシャイン）】の輝きは
　いま頂点へと達す！！

　エスカノール、ついに本領発揮！！
　【七つの大罪】、最強の刃が、
　エスタロッサに斬りかかる！！」

七つの大罪 ネタバレ 185話
『傲慢 vs 慈愛』に続く