ワールドトリガー ネタバレ 153話
『生駒個人』

--------------------------------------

煽り
「仕掛ける修、追う敵は…
　三つ巴進行中！！」

樫尾、海が一騎討ち

国近
『三雲隊長危機一髪！

　王子隊の執拗な追跡を
　敵同士をおびき寄せて
　ギリギリかわした！

　しかし現場には隊員が
　続々と集結しつつあるぞ！

　三雲隊長どうする！？』

樫尾は少し距離の離れた海を
アステロイドで攻め立てるが、
シールドで防がれる

周囲を見渡す樫尾

樫尾
（三雲くんはこの近くにいるはず…！
　どこだ…！？）

--------------------------------------

民家の中に隠れている修

修
（生駒隊はともかく
　王子隊は確実に僕を狙って来てる
　ここからどう動く…？）

敵の位置を思い浮かべる修

修
「…西か…！」

--------------------------------------

王子
「西か北だろうね
　西に逃げて生駒隊を壁に使うのが
　一番オッサムっぽい」



蔵内
「どうする？
　まだ生駒隊とは当たる
　予定じゃないだろう？」

王子
「このまままっすぐ南下して
　カシオを拾いつつ
　オッサムの後を追うかな

　逃げに徹してる間は
　オッサムはワイヤーを張れない

　一応、北（こっち）に来た場合も考えて
　注意しつつ行こう」

蔵内
「了解だ」

--------------------------------------

【樫尾 vs 海】

接近戦を繰り広げる２人

樫尾が足元のワイヤーに引っかかり、
バランスを崩す

すかさず海が斬りかかる

樫尾が左肩を斬られて
トリオンが漏れ出す

樫尾
「…くそっ！」

樫尾
（ワイヤーが邪魔だ！）

生駒
『海！こっちと合流や！
　王子隊が来んで！』

南沢
「もうちょいでカシオ
　獲れそうなんすよ！

　他の二人が来る前に
　終わらせますんで！」

生駒
『アホか！
　もう蔵っちの射程内やぞ！』

弾を合成している蔵内

蔵内
「誘導炸裂弾（サラマンダー）」

蔵内がかなり離れた場所から
海にサラマンダーを放つ
それを見つける海

海
「やべっ！」

海が爆発をシールドで防ぐが
バランスを崩してしまう

そこへ樫尾が孤月で斬りかかる
海が孤月で攻撃を防ぐ

だが樫尾の背後には既に
仕掛けていたアステロイドがあった

手が塞がっている海が
アステロイドに貫かれる



海
「やっちまった～…！！」

ベイルアウトしていく海

--------------------------------------

国近
『先制点は王子隊！
　蔵内隊員の合成弾からの得点！』

北添
『分割なしの丸ごと一発
　誘導炸裂弾（サラマンダー）
　でしたね

　射程と弾速は狙撃手（スナイパー）には
　かなわないけど充分な破壊力です』

--------------------------------------

【作戦室】

海
「やっちまいました～」

細井
「だから一人で行くな
　言うたやんかアホ！」

--------------------------------------

生駒
「おいおい、一番最初に
　落ちたらアカンやろ

　四人編成が【売り】のウチが
　いきなり一人落ちたら

　もうただ隠岐が女子にモテるだけの
　部隊（チーム）やで」

水上
「なんでやねん」

隠岐
『いやいや全然モテませんから
　ホンマに』

--------------------------------------

国近
『一人落とした王子隊は
　樫尾隊員と合流して
　三雲隊長を追う！

　三雲隊長はレーダーに
　映ってないはずなのに

　まるで見えてるみたいに
　追っていくねー』



北添
『王子（オージ）は三雲くんと同じ
　しっかり考えて動くタイプだから

　似たもの同士相手の動きが
　読めるのかもね』

当真
『…なるほど
　玉狛側も読んでたっぽいな』

--------------------------------------

遊真が連続グラスホッパーで
樫尾を急襲していく

遊真がスコーピオンキックを放つ
樫尾が孤月でガードする

樫尾
「…（汗」

樫尾がグラッと態勢を崩す
それを見逃さない遊真

樫尾のガードが落ちた右腕を
遊真が斬りおとしていく

王子
「クーガー…！」

遊真が樫尾から離れて、
王子達の正面に回り込むように
グラスホッパーで移動する

同時に飛んできた鉛弾が
蔵内の右足を直撃

蔵内
「！！」

蔵内
（鉛弾…！！）

蔵内
「しまった……！」

--------------------------------------

国近
『空閑隊員が気を引いての
　鉛弾（レドバレット）狙撃が
　きれいに入った！
　こーれはおいしい！』

蔵内の右足を膝から斬りおとす王子

王子
「こっちだ
　アマトリチャーナの射線を切ろう」

移動しようとする王子隊の前に、
グラスホッパーで降り立つ遊真



王子
「！」

国近
『王子隊の前に立ちふさがる
　空閑隊員！

　三雲隊長の所へは行かせないという
　意志表示か！』

王子
「…」

王子
（カシオにオッサムを追わせるか
　それともここで3人で
　クーガーを倒すか…）

--------------------------------------

その時、遊真と王子が何かに気づく

遊真
「…！」

王子
「…！」

視線の先には孤月を構える生駒の姿

生駒
「旋空孤月」

生駒が遊真に斬撃を放ってくる



遊真がスコーピオンで防ごうとするが
威力が強すぎてスコーピオンが折れる
そのまま左脇腹にダメージを負う



王子
「【生駒旋空】…！」

生駒
「あれ？なんでや斬れてへんやん」

遊真の左脇腹から
トリオンが漏れ出していく

遊真
「記録（ログ）で見たより
　長く感じるな、伸びる孤月」

煽り
「強者揃いの攻撃手（アタッカー）勢！！」

ワールドトリガー ネタバレ 154話へ続く