ワンピース ネタバレ 837話
『ルフィvs将星クラッカー』

扉絵
「世界の甲板から～5億の男編～
　Vol.24 ある荒廃した島－赤髪海賊団－」

新聞を手に大笑いするヤソップたち

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煽り
「激突！！四皇幹部【8億】の首！！」

クラッカーと対峙するルフィ達

クラッカー
「おれはビスケットの騎士
　クラッカー！！

　剣の名は【プレッツェル】！！
　この世に2本と無い名剣！！」

ナミ
「何で手足が増えたの！？
　2本とないハズの名剣も！！」

クラッカー
「貴様にも【新世界】の
　洗礼を与える！！」

ナミ
「一旦逃げようルフィ！！
　そいつきっと幹部クラスよ！！」

クラッカー
「…」

ルフィ
「…いやだね！！」

ルフィが指をくわえ空気を送り込む

ルフィ
「ギア【3】！！」

クラッカー
「！」

ルフィ
「【ゴムゴムの】ォ！！」

クラッカー
「逃げ場などどこにもない…！！」

ルフィ
「【象銃（エレファントガン）】！！」

ルフィが覇気を纏った一撃を放つ
だがクラッカーは盾で受け止める



ルフィ
「！！」

更にクラッカーが盾で
ルフィの拳を押し返す

ルフィ
「！！」

バランスを崩し倒れるルフィ

ルフィ
「うわっ…！！」

バランスを崩したルフィに
剣を持った6本の腕で
攻撃してくるクラッカー

ルフィ
「！！」

武装色を纏った腕で防御するルフィ
だが剣の勢いで弾き飛ばされる

ルフィ
「くそ！！」

クラッカーは増やした足で
倒れ込むルフィの所まで来ると
剣で突きの連打をしてくる

ルフィ
「うわっ！！」

ルフィが跳躍して躱す
だがそこへクラッカーが強烈な
突きの一撃を放ってくる

クラッカー
「【ロールプレッツェル】！！」

クラッカーの強力な突きが
ルフィの武装色の腹部に当たる

ルフィ
「オエ！！」



そのまま森の木達を突き抜けて
吹っ飛ばされるルフィ

木達
「ギャー！！ウォー！！」

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口を開けて驚いているナミ、パウンド

ナミ
「…」

ブリュレ
「ウィッウィッ！！
　ウィッウィッ！！」

パウンド
「…！！」

ルフィの飛んでいっ方向に
走って行くクラッカー

ナミ
「ヤバイ…」

チョッパーの言葉を思い返すナミ

チョッパー
【相手は『四皇』の一味だ！！
　ナメてたのはおれ達だ！！】

ナミ
「ルフィでも部下に
　圧倒されるなんて！！
　ルフィ！！逃げてー！！」

叫びながら走りだすナミ
だがナミの前にキングバームと
ブリュレが立ちはだかる

ブリュレ
「ウィウィウィ！！待ちな！！
　お前らの相手はアタシだよ！！」

キングバーム
「…と！！ワシだジュ！！」

ナミ
「！！」

ブリュレ
「わかるよ、急に恐くなったんだろ！？
　ウィッウィッ…【最悪の世代】！？

　何が最悪だ！！
　【偉大なる航路（グランドライン）】の
　前半でもてはやされて…！！

　ウチの船長こそ【海賊王】になる
　男だと…！！

　息をまく部下達が絶望する顔は
　腐る程見てきたよ！！」

ナミ
「…」

ブリュレ
「この2年…何人かママのナワバリに
　迷い込んで来たねェ！！」

ナミ
「！！」

ブリュレ
「【キャプテン・キッド】！！
　【海鳴りアプー】！！

　【ギャング・ベッジ】！！
　【怪僧ウルージ】！！



　一早く己の立場に気付き
　傘下に入った【ベッジ】を
　除いては…！！

　ママの顔を見る事もなく…
　一言の声を聞く事もなく！！
　ハジキ出されたよ！！

　1人くい下がったのは
　怪僧ウルージ！！

　生意気にも【将星】の1人を
　打ち破った…！！

　少し前まで【4将星】だったのさ
　ウィッウィッ！！」

ナミ
「！」

ブリュレ
「…だがそれが限界！！

　ママを怒らせクラッカー兄さんに
　惨敗した！！

　逃げ場なんてないよ！！
　今頃どこかで野垂れ死んでるさ！！

　いいかい！！
　ここが【新世界】の行き止まりさ！！」

キングバームに乗っているブリュレが
ナミの前に丸い鏡を投げ落とす

ナミの前に落ちた鏡の中から
ブリュレが現れる

ナミ
「！！？」

ブリュレ
「【四皇】と戦う！？夢の話さ！！
　ママに会う事もできない！！

　お茶会に潜入！？
　結婚式を止める！？
　仲間を奪い返す！？

　夢のまた夢さ！！

　お前達は！！ママの顔すら拝めずに
　この森で死ぬのさ！！」



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ブリュレが鏡の中から出てきて
ナミの足を掴んでくる

ナミ
「きゃあ！！」

ブリュレ
「さァおいで！！
　【鏡世界（ミロワールド）】へ…！！」

ナミ
「いや！！」

ブリュレ
「【向こう】でゆっくり
　顔も体も引き裂いたげる…」

ナミ
「パウンドちゃん！！」

パウンド
「離れろブリュレ―！！」

ブリュレに拳を放ってくるパウンド

ナミ
「わ！！」

ブリュレ
「ぬご～～～！！」

のけ反ってかわすブリュレが
ナミを放してしまう



ゴロゴロとナミが転がり
パウンドの背後まで来る

ナミ
「ありがとう！！」

ブリュレ
「パウンド義父（とう）さん…
　いやパウンド！！
　これはママへの【反逆】だよね！！」

パウンド
「…！！」

ブリュレ
「終わりだよ！？
　もう助からない…！！」

涙目になっているパウンド
その時、ナミがブリュレを攻撃する

ナミ
「【サンダーボルトテンポ】！！」

雷がブリュレを直撃する

ブリュレ
「ギャアアアァァ！！」



パウンド
「…！！」

ブリュレ
「ウィッ…ウィッ…」

ブリュレが鏡の中に入って消える

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ホーミーズ達がビクビクしながら
ナミ達を見ている

パウンド
「ブリュレはまた来る…
　あいつは鏡のある場所なら
　どこにでも現れるのよね…！！」

ナミ
「ごめん、私の為に！」

パウンド
「どうせもう…うぬは【殺していい】と
　言われてたのよね…元…【妻】に…うゥ…
　己…！！ローラと友達なのか！？」

ナミ
「うん！！間違いない！！

　ローラのママは
　ビッグ・マムだったんだ

　森の木達がこの【ビブルカード】を
　恐れてるのがその証拠！！

　存分に使わせて貰うわよ！！
　ローラ！！」

笑みを浮かべながら
ビブルカードにキスするナミ

近くのキングバーム、ランドルフ達が
ギクッとし冷や汗顔になる



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【ルフィ vs クラッカー】

激しい戦いを続けるルフィ、クラッカー
巻き添えを恐れ逃げているホーミーズ達

木＆ケーキ達
「やべー！！
　クラッカー様ヤベー！！

　おい！！散らばり過ぎて
　【誘惑の森】の任務を忘れるな！！

　逃げてもいいが！！
　森に【出口】があっちゃならねェ！！

　おう！！」

森を塞ぐように移動するホーミーズ達

ルフィ
「ゲホ！！ゼェ…ゼェ…【ゴムゴムの】…！！
　【鷹銃乱打（ホークガトリング）】！！」

クラッカー
「【ハードビスケット】！！」

ルフィ
「！！」

ルフィが連打の拳を、
クラッカーがビスケットの盾で
受け止めて行く

ルフィ
「…くそ！！硬ェ…！！
　こいつの【武装色】っ！！」

クラッカーが盾で押し
ルフィを地面に吹っ飛ばす
仰向けに倒れるルフィ



ルフィ
「ゲホ！！ハァハァ、ゼェゼェ…」

クラッカー
「ヴィンスモーク・サンジを
　仲間と思うのならば
　放っておいてやれ

　奴は強国の王子（プリンス）
　お前達とは【身分違い】だ！！

　気貴（けだか）き妻を貰い
　何不自由なく、
　ここで暮らしてゆく！！」

クラッカーが仰向けのルフィを
盾で押し潰していく

ルフィ
「ウ…！！」

クラッカー
「友の幸せも願えず手前勝手に
　【仲間を取り戻す】だと…！？」

　そんな迷惑な元船長と会った所で
　高潔な王子は呆れてこう言うだろう…

　【帰れ！！みすぼらしい下級海賊…！！】」

周りの木達が笑い出す

木達
「…ププッ！！プ！！」

その時、ギア4になるルフィ

クラッカー
「！？」

ルフィ
「【ゴムゴムの】！！
　【猿王銃（コングガン）】！！」

クラッカー
「！？」

ルフィの攻撃でクラッカーの盾が破壊、
更にクラッカーが吹っ飛ばされる



花＆木
「…！！ク…クラッカー様ァ～！！」

倒れているクラッカー

クラッカー
「…ウゥ…！！」

ルフィ
「サンジをバカにするな！！
　たとえ幸せで帰りたくなくても

　あいつがおれ達に
　そんな言い方するか！！」

煽り
「逆襲のギア【4】！！
　さぁ恐怖のお茶会へ
　サンジを待つ運命は！？」

ワンピース ネタバレ 838話へ続く