「ハウスにお別れを」
「…ああレイ明日誕生日だもんね」
「そう今日が最後の夜…なぁ本当は諦めてなんかないんだろ？エマ」
不敵な笑みを浮かべるエマ

エマの回想、ノーマン離脱直後
行ってしまった。行かせてしまった。私はなにも――
ダメ！！悲しむのは後！嘆くのも後！
考えろノーマンのためにも今、私がすべきこと！
この先はママによる直接支配、レイを挟まずに直接制御――
ならママは必ず監視する、私たちを直に！
一番の標的は私とレイ、今私がすべきこと、それは『なにもしないこと』
ママが何を視てるかはわかってる

クローネのセリフ「言葉だけじゃないのよ情報は」
こっちの計画こっちの目的、何も探らせはしない邪魔もさせない
些細な態度や反応もママは視ている、気取られるな
私は何もできないしてはいけない、つらいよ苦しいよただ悲しみたい
でも誰が諦めてなるものか
ノーマンを犬死ににはさせない、絶対に騙しきってやる
必ずママを出し抜いて脱獄を成功させてやる！
回想おわり

「ママの警備が固くてもその目は２つと限られている」
「私達に警戒が向けば向くほど他は手薄にならざるを得ない」
「何かするのは全部任せた。訓練を始め諸々の準備」
「それで？どこまで進んだ？」
「道具や食料、防寒具の用意全部進んでるいつでも出られる」
「上出来じゃないか。後は方法、どう逃げるか」
「出る策も練った。考えがある。明日の昼ここから逃げよう」
「待て、昼に出るのか。無茶だろ前と状況が違う、俺は出るなら夜だと思う」
「いいか塀の先は崖だった。崖からは降りられない。」
「逃げるなら橋から。でもその橋は一つだけ。しかも本部から出ている」
「これが今俺達が置かれた状況だ」

「で問題が２つ。①ママの目と②橋の警備」
「①ママの目で問題なのが"私たちの監視"と"常に誰か抱えていること"――でしょ？」
「昼間もそうだし、ママは夜も赤ちゃんと同じ部屋」
「そう。だからまず逃げる時はママの監視を振り切って逃げなきゃならねぇし」
「ママとチビたちを切り離さなねぇ限り全員でも脱走は難しい」
「次に②橋の警備」
「唯一の道だ。元から見張りは置いているだろうし脱走騒ぎが起きりゃ必ず警備が殺到する」
「そうでなくとも本部の先だ、近くにあの化け物がうじゃうじゃいる」
「つまりママに止められたら終わり、本部へ脱走の通報をされたら終わり、橋で見つかったら終わり」
「まぁ普通諦めるしかねぇ"不可能"だ。さぁどうする？」

「俺はこれが一番だと思う？」
「オイル？」
「夜ハウスに火をつける」
「火事を起こすってこと？」
「そうだ」
「ママが消火に手を取られている隙に"避難"って形で全員を連れ出す」
「その際地下室へ続く扉の鍵穴に粘土でも何でも詰めちまえ、ママはそれで通報できない」
「それで本部にはあくまで"火事"と思わせる、"脱走"じゃなく」
「そうすれば警備は橋に向かない、少なくともしばらくは。そして夜なら姿も隠しやすい、逃げるなら夜だ」

「あとオマケでもう一つ用意した。火炎瓶10本、森の中"死角になる岩の影"に隠してある」
「火炎瓶！？」
「５年越しの準備なめるなよ」
「で、そいつを橋へ向かう途中隣のプラントへ投げ入れろ」
「うまくいきゃここの他にも火事が起こって人手が割ける、夜だから森にだれもいない誰も死なない」
「さぁ明日と言わず今夜、今逃げよう。できるか？」
「ドンとギルダはたぶん…今も起きてる。みんなも動ける。隊列組んで逃げるのは訓練で鍛えてる」
「足は？」
「大丈夫！」
「よし、じゃあ今から決行しよう」

オイルを撒くレイ
「レイ…」
「大丈夫、ここは子供部屋から一番遠い。火が回る前にちゃんと逃げられる」
「本当言うとな、俺はやっぱり"全員"には反対だ、ムリだと思う」
「崖だったしより一層…連れて行ってもドンギルダまで、それが正しいラインだと俺は思う」
「せめて赤ん坊だけでも置いていくべきだ、お前のためにもそいつのためにも」
「まぁでもお前は止めたって聞かねえしそれでお前が逃げずに残るよりゃいい…ずっといい」
「だからこれ以上は言わない、最終的にお前が決めろ」
「さぁ、何してる？ドンとギルダに伝えてこい」

「サイコーだろ？出荷が決まっているフルスコアが燃える絶対に捨て置けない」
「この日を待っていた、ずっと前から決めていたんだ何年も…何年も前から」
「ガキくさい腹いせさ。俺はねエマ、もともと勉強も読書もさほど好きじゃないんだよ」
「けど我慢して…努力して…吊り上げてきた。自分の値打ちを…最上級まで！」
「12年…待ちに待たせたごちそうだ俺は…」
「それで今夜取り上げる…お楽しみの収穫目前で！」
「食えると思うなよ？食わせられると思うなよ？食用？商品？知ったことか」
「俺は人間だ！ザマァ見ろ！！」
（レイ…）

「それにこれでいい…これがいいんだよ俺は家族をずっと踏み台に…見殺しにしてきたんだから」
「みんな…いい奴らだったのに、優しい人達だったのにな」
「待って！」
「動くな」
「いいかエマ、チャンスは一度きりだ」
「うまくやれ。俺の命もノーマンの命も無駄にするなよ…頼むから」
「あ、そうだ忘れるところだった。やるよ」
エマに一冊の本を差し出す。本の中には数枚の写真が挟まっていた
「例のカメラで撮ったやつ。ストロボねぇからちょっと暗いけど」
（家族の写真…全員の）
「時間だ、俺はこれで12歳。呪いたい人生だたけどお前らとの時間はすげえ楽しかった」
「ダメ、止めて…」
「ありがとうバイバイエマ」
火を付けるレイ、爆発炎上する食堂
「レーイ！！！」

次週へ

エマに何か計画があるのかと思ったら何も無いのかよ……
レイが計画立ててレイが燃えるのかよ……

レイの被ったのオイルじゃない可能性ないの？もう燃えてる？

焼身もアレだけどモノローグで「やるき無くした。何も考えられない」ってやっといて「やる気なくしたフリでした」って流石にダメじゃね？

ママを騙すための表情で良かったのに無理にモノローグで説明したのは蛇足だったね
漫画なんだから画面や表情でいくらでも表現できるのに。ネームを作ったのがどちらかわからないがちょっともったいないことしたな

エマがなんか頭良さそうに計画をベラベラいってるけどママの目が自分達に向くとか はぁそうですかとしか…もうちょいなんか考えろよ

最初はそれこそ諦めかけてたんじゃないか
「何もできない」から2ヶ月経ってるわけだしその間に持ち直して計画練ったと見るしか
そうじゃないとドンとギルダの会話もおかしい

エマが放火計画立ててエマが燃えるなら分かる
先週の引きでエマはノープランってちょっと酷くないか
先週は最高に面白かっただけにちょっとなぁ……

ノーマンとレイは優秀だけど結局エマはその後を追っかけてるだけに見える
エマはゴンさん並のサイコパスだと思ってたのに……

今まで応援してただけに失望も大きい
この展開はマジでクソだわ

詳細バレ乙です
レイが見捨てた子供の事思いのほか気にしてたり本音が聞けたのは良かった
ノーマンではなくレイが死ぬとは思わなかった
ただやっぱ今までのやりとり何だったのって感じはする

レイが火達磨になってる画像がないならまだワンチャンある…多分

タイトルロゴの線が3→2本に減ったりしたんだろ、なら、増えることだってこの先きっとあるだろう
エマは、脱出してからが頭使う本番だろうか。ここで(一旦かもしれないが)リタイアするし、長年1人で沢山抱え込んでたレイが脱出プラン考えて、それを他のみんなが遂行することに疑問は特に無い

火炎瓶用意してましたで笑っちゃったよ マジで伏線とかねぇな

こんな…結局ママには真っ向勝負できない、出し抜けない、でかい犠牲払って命からがら脱獄して、運が良ければ逃げ切れる、みたいな展開かよ…。

え？打ち切りなの？てこ入れなの？ママと鬼との天下一武道会が始まるの？？

レイは最初からこうするつもりだったのか？
それっぽいこと匂わせてたかわからんけどノーマン連れてかれたから破れかぶれになったようにしか思えん

実は被ったのはオイルでもなんでもない身を守る何らかの液体で、爆発する装置を別に作っていてエマを騙し、ついでにママの心臓のチップを無効化する機械なるものを使用してママを殺し、脱走がうまくいった頃合いを見て再登場に決まってんだからガタガタ騒ぐなよ

爆発なんてむしろ生存フラグだろ
って思ってたら思いの外大爆発であかん…
エマもやばいだろこれw

クライマックス過ぎる
この先どうなるんよこれ
監獄学園みたいに脱獄してから失速しそうで

なんやこの意味わからん展開

今求められてるのはママの足止めだよな？
レイ黒焦げになってどう足止めするん？
普通に放置じゃないの？

なんか問題あって打ち切りとかじゃないよな？
最近のだとかなり人気ある方なのに

連載3話でこの展開だったら評価されるけど
単行本4巻目でこれだぜ…頭脳戦の伏線はまったく意味なかった